車両用防護柵性能評価衝突試験結果総括表
作成 平成14年10月1日





2.試験結果
測定項目
条件
区分
計測項目
試験結果
車両の
逸脱防止
性能
防護柵の
強度性能
A
防護柵の
損傷
大型貨物車が突破しない強度を有する。
主要横梁および支柱など主要構成部材は部材間の取り外れ等はなく、連結保持されている。
A
最大進入
行程
車両の進入行程が1.10m以下である。
最大進入行程は0mm(車輪外側最大進入量よりタイヤ巾が大きいため)で、かつ防護柵の最大変位量も161.52mmあり、ともに性能規定値以内である。
車両の安全性
B
車両重心
加速度
10mm移動平均値が90m/s2/10ms以下である。
○ X方向:72.3m/s2/10ms
○ Y方向:64.6m/s2/10ms
  (参考 XY合成値88.5m/s2/10ms)
車両の誘導性能
共通
車両の挙動
車両は防護柵に衝突後、横転などを生じない。
車両は防護柵衝突後、横転・転覆することなく誘導されている。
共通
離脱速度
衝突条件A:衝突速度の91.0%(27.4km/h)
衝突条件B:衝突速度の68.5%(41.4km/h)
共通
離脱角度
衝突条件A:衝突角度の0%(0度)
衝突条件B:衝突角度の54.3%(10.8度)
構成部材の飛散防止性能
共通
部材の飛散状況 (車両衝突時に防護柵構成部材の飛散が見られない)
○衝突条件A: 一部の構成部材に損傷が見られたものの、部材間の取り外れなどもなく、一体構造を保持している。
○衝突条件B:
構成部材に損傷が見られたものの軽微であり、一体構造を保持している。
備考