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和光コンクリート工業株式会社
製品紹介<その他>

ダクタル<超高強度繊維補強コンクリート>
 
 太平洋セメント(株)ダクタル資料より抜粋
 

概要
ダクタル(「DUCTAL」:登録商標)は、強度、耐久性及びじん性に優れた超高強度繊維補強コンクリート(UFC:Ultra High Strength Fiber Reinfoced Concrete)です。
 ダクタルを使用することにより、部材の軽量化による施工の合理化が図れることと、形状の自由度が高く意匠性に優れた部材の実現が可能といったメリットがあります。また、耐久性も極めて高く、メンテナンスの上で有利となり、構造物の新設だけではなく補修・補強分野においても使用されています。

ダクタルプレミックス
ダクタルプレミックスは、ダクタルプレミックス専用繊維及び専用減水剤で構成されています。ダクタルプレミックスは「超高強度繊維補強コンクリートの設計・施工指針(案):土木学会」に規定されている標準配合紛体です。セメントを基材として各種の厳選された材料を使用し、厳重な品質管理体制のもとで製造されています。ダクタルプレミックスを使用することによって配合設計の作業が省略でき、品質の安定した部材の製造が可能となります。
 ●ダクタルFM
 ダクタルプレミックス+専用減水剤
 +専用鋼繊維
 ●ダクタルFO
 ダクタルプレミックス+専用減水剤
 +専用有機繊維


超高強度繊維補強コンクリートの
設計・施工指針(案)


フロー値(JIS R 5201)
250〜270mm(落下なし)

ダクタルの性能
標準配合紛体であるダクタルプレミックスを用い、標準熱養生(90℃48時間の蒸気養生)を行うことにより密実な硬化体が得られます。
 ダクタルの優れた性能は、通常のコンクリートとは大きく異なり、力学特性や耐久性等の材料特性に於いて顕著に現れます。
 超高強度繊維補強コンクリートの設計・施工指針(案)においては、その性能の高さから、設計耐用期間は100年(ダクタルFM)を標準として良いと定義されています。
●土木学会指針(案)超高強度繊維補強コンクリート設計用値


耐久性
ダクタルの透水係数・透気係数・塩化物イオンの拡散係数は、通常のコンクリートに比べて著しく小さく、物質移動に対する抵抗性は極めて高いと言えます。
●超高強度繊維補強コンクリート(Ductal-FM)の物質移動に関する諸物性


耐塩害性
下図は、土木学会式により塩化物イオンの表面から浸透深さを推定したものです。飛沫滞環境下(100年)において鋼材腐食発生限界速度(1.2kg/m3)となる浸透深さは、普通コンクリートの約1/10〜1/20の値となります。これによりかぶり厚の低減による部材の軽量化、構造物のライフサイクルコストの低減が可能となります。また、促進試験の結果によれば、表層の点錆、線鋼等による美観上の問題はあるものの、塩化物イオンの侵入によって構造物の所要性能が損なわれる可能性は極めて低いと判断できます。


耐摩耗性
ダクタルの高い耐摩耗性能によって、構造物の延命化を図ることができます。

試験装置

ダクタル-FM
0.011cm3/cm2

ダクタル-FO
0.023cm3/cm2

高強度コンクリート
0.074cm3/cm2

耐衝撃性
鋼球(1.5kg)を3000階まで自由落下させた際の凹部体積を測定しています。普通コンクリートに比べ約5倍の強さを有しています。

ダクタル-FM
60cm3

ダクタル-FO
83cm3

普通コンクリート
275cm3

製造例
当社で製造したダクタルスラブの実施例はこちらからご覧いただけます。

詳細情報
ダクタルに関する詳細情報、最新ンカタログは
「太平洋セメント」社のホームページからご覧ください。
リンクはこちら


実施権
当社は、ダクタルに関して太平洋セメント株式会社とサブライセンス契約を締結しています。



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