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ゴールコン（道路用）

■用途

道路における切土、盛土等の土留擁壁。

地すべり、山腹、急傾斜地等の崩壊防止工事。

河川、海岸等の護岸、擁壁工事。

■特徴

鉛直高さが10mを超えない範囲において、現場打ち鉄筋コンクリート擁壁と同等の構造性能を有りする。

鉛直積みなので土地の有効利用が図れる。

品質管理の行き届いた工場で生産されるため、耐久性に優れた品質の均一性が保たれる。

水平方向に壁面の角度を変化させることが可能であり、曲率半径6mの曲線部にも対応可能である。

壁面には周辺環境に適した模様を施すことができ、美しいデザインの擁壁が構築できる。

「ゴールコン」擁壁の工法は、壁体部分の施工に型枠を必要とせず、現場におけるコンクリート工事量も少なく、工期の短縮・省力化を図ることができる。

製品寸法が500×1250とフレキシブルな形状となっており、大型重機を必要としない。

■安全性＆耐久性

「ゴールコン」は、鉄筋コンクリート擁壁の壁部分と基礎コンクリートに定着した鉛直鉄筋と中込めコンクリートにより一体化された擁壁であり、安全性が理論と実験の両面から証明された。

実大載荷実験の結果、終局状態まで急激な耐力低下は認められず、また、曲げによる鉄筋の降伏が先行した後、せん断破壊する拳動を示した。

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