|
|
森林が果たす多様な公益的機能が再評価され、自然環境への関心が高まるなか、一方で1994年度林業白書によれば「自助努力での活性化は困難」と厳しい認識を示し、そこで、森林の健全化のためには、「さまざまな森林機能の恩恵を享受している国民全体の有形、無形の支援強化が必要」としています。そこで、森林の資源管理の活用的視点から土木的な技術支援策の一つとして本製品を開発致しました。 |
|
1. |
今回「防護柵の設置基準・同解説(平成10年11月)」を満足するB種、C種を規格化しました。 |
2. |
ウッドGrは森林整備の段階で産出される中目材(直径18cm程度)と呼ばれる用途の少ない間伐材を緩衝材とし、鉄筋コンクリート製の支柱と組み合わせて車両用防護柵とする製品なので景観性に優れています。 |
3. |
車両の転落防止等の安全機能が優れています。 |
4. |
緩衝材に使用するビームは、杉材を円型に加工し、加圧注入による防腐・防蟻処理を行っています。又、必要に応じてビームの交換が可能な構造ですので、計画的な森林支援体制の基盤展開が期待できます。 |
5. |
ウッドGrの施工は一般路肩上、コンクリート擁壁上いずれにも設置可能です。すなわち鉄筋コンクリート支柱の下方に出ている鉄筋と、土中パイプ又はコンクリート擁壁天端上に空けた穴に充填したモルタルが一体化されて外力に抵抗します。 |